僕を捨てる旅路

日本の社会で、ある日生き詰った自分。

めちゃくちゃ楽しいバッパー生活♪

さて、ひとめぼれなのか分からないけど、それはさておき、
12月下旬のその日から約10日間、ドイツや台湾、韓国出身など、いろんな国からのバックパッカー計7人(前回の話の日本人の女の子と、フランス人の彼と自分も込みで)、すごく仲良くなって、毎日のように公園に行ったり、ご飯一緒にいたりと、
毎日楽しくてしょうがなかった。


クリスマスなんか、みんなで料理を1品ずつ作って、パーティ♪
ある日はカードゲームに熱くなり、気付くと朝になっていたり。



写真はクリスマスイブの街の中。イルミネーションされてる建物。



不思議と言葉の壁はあまり感じなかった。
電子辞書は大活躍だったが。


みんな母国語じゃないし、何のしがらみもない関係だから、お互いにとても素敵な関係を築けたんだと思う。


もちろん、そのフランスの彼も一緒の時は気分がさらに浮いていた。




しかし、そんなキラキラの時間もつかの間、私は大変な事実に気付いた。






なんと、


なんと、、


なんと、、、



お金が底つく寸前 (;'∀')



完全に、バカです。
残り残高約3万円。
(嘘じゃなく、日本の口座は空っぽなうえ、親から逃げるようにして国外に来た以上、頼れる金は、闇金以外に思いつきません💦)


まだあるって思うでしょ?(えっそう思うのは自分だけ?!)


そう思ってたんたけど、バックパッカーの安い宿泊費でさえ、一週間15,000円。


もうここで遊んでる場合じゃない((+_+))?!


こうなるまで、楽しい誘いやパーティなんて断る選択肢さえ浮かばなかった。。。



時は12月31日。


大晦日。。。



とりあえず、今年の出来事は全部水に流すかのごとく、


当然のようにまた、


同じ仲間と花火が上がるニューイヤーイベントに繰り出す自分なのでした…





※このブログ、4年前までさかのぼって、現在まで追い上げようと思っています。



読んでいただいてありがとうございました!!

バックパッカーでの出逢い

やっと空港を出た自分は、何とかかんとか電車やバスを使って目的地に着いた。
なんだか、当り前だけど外国人だらけで、心が浮わつく♪


予約したバックパッカーのオーナーが待っていてくれて、案内された。
ちょー貧乏の自分は2段ベットが3つ並ぶ6人部屋へ通された。
衝撃的に狭い。


油断しやすい自分だから、パスポートは専用バックで腰に巻いたまま、とりあえず外をぶらぶらしてみる。


近くの大きなマーケットで量り売りする野菜にフルーツに感動。
1キロ3.5ドルのりんご。。。? 
金銭感覚分かりません。


でも、金はないんだぞって、ことで、ほんとに少しずつフルーツを買ってみた。






その日の夕方、同じ部屋に日本人の女の子。英語ペラペラで、夕飯に誘ってくれた。
普段は日本人とつるまないと言っていたが、自分が色々質問したにも関わらず、いやな顔もせずに色々教えてくれる彼女の優しさが嬉しかった。


夕飯の時、フランス人の友達も一緒にいいかな、紹介するよ


そして、出逢ったのが、Aくん。


正直、かっこいいと思った。



以前の投稿で、自分の身体は女だけど、心は男だと、書いた。


そこに嘘はない。


ただ、やっかいなのは、自分は多分バイセクシャルなのだ。


これまで、多くの女性に恋をした(自慢じゃないが、全て玉砕してきた!)


その数以上に、男性と付き合ってきた。



あくまで、自分の心が男だったんだって気付いたのがもっと後になってからだったし、


毎回告白されて、


「良い人だから、今度こそちゃんと好きになれる気がする」


という感覚での付き合いがほとんどだった。



いまなら結果も当然だと思えるが、毎回まいかい、本当に素敵な人達だったにも関わらず、


自分の心は全然彼らに開けず、毎回のように相手にそれを指摘された。



「もっと、心を開いてよ」


そうしたいし、そう心掛けていたのに、それがどういうことなのか分からなかった。



毎回、相手の気持ちが重たくなってきて、自由が欲しくなって、


エッチなんて行為が怖くて、


毎回、ごめんなさいとさよならを伝えてきた。



ケンカ別れは一度もないし、意見が食い違うこともなかった。


それはそれ以上にきついものだった。


お互いに理由が分からないのだから。


当然、相手はいつもなんで?ってなる。



でも、だめだった。



日本で最後に付き合った彼とバイバイした後、自分の性について考え、受けていたカウンセリングの師匠にも、自分を認めなよって、言われて。


しばらく男性とは付き合わないって誓ってから、半年も経っていなかった。




これが、ひとめぼれ?




< 続く >

オーストラリア空港で警備員に囲まれた💦

その後、無事になんとかメルボルン空港にたどり着いた。
税関通って、荷物受け取って、出口に向かう手前、
警察犬に通行者の荷物を嗅ぎまわらせ、ランダムに荷物検査を行っているっぽい。
なにやら物騒な。。。っておい、自分の荷物そんなにクンクンされると警察に...


やっぱり?💦
こっちに来いって、荷物検査にまんまとひっかった自分。
やばい薬とかはないはず...
そして、なんとか詰め込んだ荷物を全部出されたら、直すの大変やん!!!


あっそうだ。思い出したことがある。


「ここにお菓子が入ってる。多分これだよ」
って、伝わったかわかんないけど、英語でジェスチャー交じりに伝えると、


「Ok」


って、検査員がサイドポケットあけて手を突っ込んだ直後、手を出して
「Aaaah」


って、結構でかい声で叫んだ、と同時に何かが彼女の手から空に舞った。


次の瞬間、僕は銃を構えた警備員に囲まれていて、ドラマや映画で観るように、
とっさに両手を挙げた。


自分でも全然状況が分からない。冷や汗たらたら、ほんとにタラタラ。


別の警備員が自分に銃を向けたまま、何か聞いている。


周りをきょろきょろして何か拾い上げた、彼女。



そして、



次の瞬間、彼女は笑った...



笑った???



彼女の手を覗き見る


「あっっっ」


衝撃的に恥ずかしい事実が判明。。。








いつも驚かせるのが好きで、これでコミュニケーション図ろうとカバンに忍ばせた


おもちゃのゴキブリがそこに。


本当に、冗談抜きで、完全にその存在を忘れていた。



何やら彼らは笑いながら、話していて、もちろん銃はもう向けられてはなく。


「もういいから行って」


的な感じで、それ以上カバンを開けることもなく通された。



こんな風に、まさか自分がこのゴキブリに驚かされるとは...


ほんとに生きた心地がしない。
ただでさえ、もうネガティブになっていたのに。。。



さあ、オーストラリア上陸後のお話しはこれからです(笑)